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論文

ジャイロ運動論的トロイダル粒子コードによるトカマク中の微視的不安定性のシミュレーション

井戸村 泰宏

NIFS-PROC-58, p.46 - 50, 2004/07

数値トカマク計画では、トカマクプラズマにおける微視的不安定性、及びそれにより引き起こされるプラズマ乱流輸送の第一原理シミュレーションに基づく定量的評価を目指し、これまでジャイロ運動論的トロイダル粒子コードGT3Dの開発を進めてきた。講演では、GT3Dに実装されている物理モデル及び数値手法を紹介し、GT3Dから得られた最新の結果を示す。

論文

日本原子力研究所Origin3800システムにおける大規模核融合プラズマシミュレーション及びストレージグリッドの開発

井戸村 泰宏; 足立 将晶*; 五來 一夫; 鈴木 喜雄; Wang, X.*

プラズマ・核融合学会誌, 79(2), p.172 - 187, 2003/02

これまで数値トカマク実験(NEXT)研究計画の下でさまざまな流体コード,粒子コード、あるいは、ハイブリッドコードが開発されてきた。これらのコードには高性能プロセッサー,高速ストレージシステム、及び、高速並列可視化システムから構成されるシミュレーション環境が必要とされる。本論文では、こういった観点から原研Origin3800システムの性能を検証した。性能評価においては、代表的な粒子コードと流体コードは512プロセッサーを用いた並列計算で$$14sim 40$$%という実効性能が示された。I/OについてはStorage Area Network (SAN)による高速並列データ転送が実現している。並列可視化処理システムに関しては、以前のワークステーションに比べて飛躍的に高速な大規模データの可視化処理が可能になっている。このように原研Origin3800システムでは非常に先進的なシミュレーション環境が実現している。また、最近では遠隔ユーザの利便性を向上するためにストレージグリッドの開発を進めている。ストレージグリッドはSANと波長分割多重伝送装置(WDM)の組み合わせにより構成される。初期テストにより、ストレージグリッドでは従来のデータ転送手法と比較して飛躍的に高速なデータ転送($$sim 100$$Gbps)が広域ネットワークを経由して可能であることが示された。

論文

Slablike ion temperature gradient driven mode in reversed shear tokamaks

井戸村 泰宏; 徳田 伸二; 岸本 泰明

New Journal of Physics (Internet), 4(1), p.101.1 - 101.13, 2002/12

ジャイロ運動論的トロイダル粒子コードを用いて反転磁気シアトカマクにおけるイオン温度勾配駆動(ITG)モードを解析した。反転磁気シア配位においてはITGモードはスラブモードとトロイダルモードが結合したモード構造をとることがわかった。この性質は、特に、$$q_{min}$$領域において顕著に表れる。また、$$eta_i=L_n/L_{ti}$$及び$$L_{ti}$$という勾配パラメータによってモード構造はスラブモードからトロイダルモードへと変化する。これらの結果から、反転磁気シアトカマクにおけるITGモードはスラブITGモードとトロイダルITGモードの競合により決まっていることが明らかになった。

論文

原研Origin3800システムにおける大規模シミュレーション・可視化処理事例

井戸村 泰宏; 足立 将晶*; 鈴木 喜雄; Wang, X.*

サイエンティフィック・システム研究会平成14年度科学技術計算分科会第1回会合資料, p.43 - 59, 2002/08

那珂研究所では、大規模シミュレーションにより核融合プラズマ中で展開している複雑現象を再現し、その物理的解明を図ることを目的として、平成8年度より数値トカマク(NEXT)研究を推進している。本計画では、このような核融合プラズマシミュレーションを支える計算機として、平成13年度にOrigin3800システムを導入した。本報告では大規模並列シミュレーションから高速並列可視化処理にいたる一連の処理過程におけるOrigin3800システムの使用事例、及び、性能評価について紹介している。

論文

プラズマ粒子コードのためのベクトル並列計算法

折居 茂夫*

プラズマ・核融合学会誌, 75(6), p.704 - 716, 1999/06

プラズマ粒子コードのための、ベクトル並列計算法を示す。この計算法は、並列処理において、性能と問題の大きさに対してスケーラブルである。特にベクトル並列計算機で問題となっていた、問題の大きさに対するスケーラビリティを、性能を損なうことなく、むしろ向上する方向で解決した。この計算法の性能に対するスケーラビリティをVPP300とSX-4で確認したので、これを示す。また、VPP300、SX-4及びSP2の性能評価から、プラズマ粒子コードの性能のボトルネックは、データのロード・ストアであり、従来のFlop/s値の評価のみでは、性能評価としては不十分であることがわかった。

論文

Ultrashort electron beam generation from resonantly excited nonlinear laser wakefield

永島 圭介; 岸本 泰明; 宅間 宏*

Physical Review E, 59(1), p.1263 - 1266, 1999/01

 被引用回数:11 パーセンタイル:48.32(Physics, Fluids & Plasmas)

相対論的強度の短パルスレーザーを用いて共鳴励起非線形レーザー航跡場から極短パルスの電子ビームを生成する方法を提案した。薄いプラズマ領域から引き出される電子ビームの量は10c/m$$^{2}$$程度まで得られることがわかった。レーザー強度が高く、電磁場中での電子の振動エネルギーが静止質量の数十倍程度まで大きい場合には、プラズマ中で生成された航跡場は短時間で崩壊してしまい、時間的に密集した一塊の電子ビームが生成されることを見出した。この電子ビームのパルス幅はレーザーの波長より短く、およそ1fs程度となり、また、そのエネルギーは最高で数10MeVまで広がっていることを明らかにした。これらの研究は、2次元の粒子コードを用いたものである。また、こうした極短パルス電子ビームを利用して短パルスのX線発生が可能となる。

論文

Propagation of a relativistic ultrashort laser pulse in a near-critical-density plasma layer

永島 圭介; 岸本 泰明; 宅間 宏*

Physical Review E, 58(4), p.4937 - 4940, 1998/10

 被引用回数:15 パーセンタイル:55.86(Physics, Fluids & Plasmas)

臨界密度近傍の薄いプラズマ層における相対論的な極短パルスレーザーの伝播を2次元の粒子コードを用いて調べた。高密度プラズマ領域におけるレーザー伝播は、X線レーザー、レーザー加速等の応用上極めて重要な研究課題である。高強度のレーザーでは、相対論的効果により臨界密度が増加するが、レーザー場の強いポンデロモーティブ力によってレーザーパルスの前面に高い電子密度領域が生成され、この結果、レーザーパルスは高密度の領域へ侵入することができなくなることが分かった。また、こうした薄いプラズマ層は入射したレーザーのパルス幅を減少させる非線形媒質として有効であることを明らかにした。

論文

Propagation of relativistic ultrashort laser pulse in near-critical density plasma

永島 圭介; 岸本 泰明; 宅間 宏*

Superstrong Fields in Plasmas, p.192 - 197, 1998/00

相対論的な高強度極短パルスレーザーのプラズマ中での伝搬を2次元の粒子コードを用いて調べた。高密度プラズマ領域でのレーザー伝搬は、X線レーザー、レーザー加速等の応用上極めて重要な研究課題である。ここでは、臨界密度近傍の薄い層状プラズマにレーザーを入射した場合の伝搬、吸収、反射等を調べると同時に、非線形工学媒質としてのプラズマ特性についても調べた。プラズマが臨界密度以下の場合、伝搬方向の光圧力による半波長の電子密度変動が観測されるが、臨界密度近傍では、波長程度の大きさの電子密度のバブルが形成される。この結果、レーザーパルス自身も波長程度の固まりに分裂し、プラズマによる吸収率も大きくなることが分かった。

論文

ダイバータ・プラズマのシミュレーション

清水 勝宏; 滝塚 知典

プラズマ・核融合学会誌, 72(9), p.909 - 915, 1996/09

ダイバータの機能は、核融合炉成立の成否を決める重要な鍵である。このため、ダイバータ・プラズマのシミュレーション・コードの開発は、NEXT計画(Numerical Experimental Tokamak)の重要な一翼を担っている。ここでは、現在開発中のダイバータ・コードの内、代表的な3つのコードを取りあげる。粒子コード、PARASOLコードは、プラズマ粒子とダイバータ板との相互作用を調べたり、ダイバータ・プラズマのモデルに良く用いられる流体近似の検証を目的としている。プラズマパラメータの予測のため、2次元流体コード、SOLDORコードの開発も進めている。また、モンテカルロ法に基づくIMPMCコードを用いて、ダイバータ領域での不純物の挙動の解析を行っている。これらのコードの超並列計算機での最適化を始めたばかりであるが、これについても簡単に述べる。

論文

Reduced Braginskii equations

矢木 雅敏; W.Horton*

Physics of Plasmas, 1(7), p.2135 - 2139, 1994/07

 被引用回数:25 パーセンタイル:64.83(Physics, Fluids & Plasmas)

簡約化されたMHD方程式は圧縮アルフベン波で決まる時間スケールを含んでいないのでMHDシミュレーション及び微視的乱流シミュレーションにおいて時間ステップを大きくとる事が出来、ゆっくりした現象(非圧縮アルフベン時間)を調べるのに適している。我々はこのモデル方程式を次の2点において改良した。まず、従来無視されてきた3次のオーダーの非線形項を残した。さらに、従来のフルート・オーダリングをやめ、磁力線に平行方向のスケールと垂直方向のスケールを同オーダーとした。これにより従来保存が難しかった物理エネルギーが保存する系を構築する事が出来た。さらに磁力線に平行方向の非線形項を残す事で粒子コードと同じオーダリングを用いた事になり、従来一致していなかった粒子コードと流体コードの非線形項を対応させる事が出来る様になった。

論文

A Binary collision model for plasma simulation with a particle code

滝塚 知典; 阿部 宏尹*

J.Comput.Phys., 25(3), p.205 - 219, 1977/03

 被引用回数:290

粒子コードを用いたプラズマ・シミュレーションのための、Monte Carlo法を応用した二体衝突モデルを提案した。 このモデルの記述する衝突効果はLandauの衝突積分に相当する。 空間一様プラズマ中の衝突効果のシミュレーションの結果は理論的に得られた結果とよく一致した。

報告書

粒子コードを用いたプラズマ・シミュレーションのための二体衝突モデル

滝塚 知典

JAERI-M 6305, 24 Pages, 1975/11

JAERI-M-6305.pdf:0.45MB

粒子コードを用いたプラズマ・シミュレーションのための、Monte Carlo法を応用した二体衝突モデルが提案された。このモデルの記述する衝突効果はLandau formの衝突項こ相当する。空間依存のない系のシミュレーションの結果からこのモデルの妥当性を確かめられた。

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